家庭教師の学習方法(2)

家庭教師の学習方法(2)

暗記が理科の学習方法ではない

 小学生の理科を教える上で必要なことは、いかに興味や関心を生徒に持たせることができるかが家庭教師の課題になります。暗記物と思われている教科なため、学校や塾での指導は覚えることを基本に授業が進められているようです。意味が分からないまま記号や文字の羅列を覚えるのは、生徒にとってかなりの負担になります。考え方の基本をきちんと学んで、それをイメージさせることで理科への苦手意識を取り除けるように指導を行います。

例えば、昆虫の完全変態と不完全変態を見分ける方法では、こおろぎやカマキリ、トンボの仲間は不完全変態、せみや蚊は完全変態としか教科書や塾では教えてくれないでしょう。これでは、ただ暗記しろということと変わりありません。そうではなく、幼虫時の食料と成虫時の食料が変わってしまうのが完全変態で、それがあまり大差ないものは不完全変態とったルールを教えてあげれば、覚えやすいのではないでしょうか。

もっと具体的に説明すれば、不完全変態であるトンボはヤゴが成長してトンボになりますが、これはヤゴもトンボも肉食なので不完全変態になるということです。完全変態である蚊は、水中から空中へと生活の場を変化させます。それは、幼虫のときのボウフラと食環境が変化してしまうため、さなぎを経た蚊は完全変態となるのです。ただ単に頭に詰め込むだけの暗記よりかは、理解した上で覚える方が簡単で、本当の知識としても身に付く学習方法ではないでしょうか。

社会について興味を持たせる

 理科と同じように、社会の学習方法も暗記物と考えるのは間違っています。社会の内容とは、私たちの周りで起こっている身近なことやさまざまな出来事が、社会そのものといえるのです。そのため家庭教師は、生徒がその身近なことに対して自ら興味を持たせるように指導するのが、この社会という教科を好きになるためのきっかけだと考えています。

例えば地理の場合、自分が行った事のあるところや、住んでいる場所を考えると分かりやすいと思います。そういった場所を地図で探してみると、大きい道路や病院、学校や役所、商店などさまざまな人々がここで暮らしていることに気づくのではないでしょうか?もし高学年なら、農業、水産、工業といった人々の生活に興味を持つかもしれません。別に、参考書や教科書といったものでなくても問題ありません。新聞やテレビのドキュメンタリー番組などでも、社会問題となる知識や情報は数多くあります。また、そういった人々の暮らしについて考えてみると、一年を通してどのような環境で暮らしているのだろうなど、そこで起こっている環境の問題点を知る上で、大切な第一歩となります。

「歴史」に関していえば、まず重要人物をポイントとします。もし「織田信長」の場合、いつの時代の人でどのようなことを行った人かというのをポイントとして抑えます。これは、時代や出来事を暗記するというわけでなく、興味を持つということが大切です。伝記や書籍で調べる方が興味を持つには効果的なのですが、小学生に伝記や書籍はまだ難しいと思います。まずは、歴史を取り扱ったマンガやゲームなどで、歴史上の人物について興味を持たせます。その上で、その時代に起きた出来事や流行したこと、またその時代の人々の生活や苦悩などについて考えてみるのです。

そうすれば、残りは流れだけです。歴史を勉強することで必要なことは、その時代の流れを把握すること。織田信長の前であれば、足利義満・足利尊氏や後醍醐天皇だったりと、重要人物を軸に考えて流れを把握するのです。その上で、各時代の出来事や生活といったものを知る必要があります。中学生になれば覚えるべき出来事や重要人物も大幅に増えるので、小学生の段階では、まず社会科について興味を持つことが必要になります。

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2016/12/27 更新

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